働く魅力

CROSS TALK.1

2024.08

Uさんアイコン

Uさん

福井大学医学部附属病院
職歴5年

Nさんアイコン

Nさん

済生会病院
職歴22年

CROSS TALK.1

Q1

看護師になるきっかけ・動機は?

対談風景
Uさんアイコン

Uさん

中学生のときに、手に職のある職業、看護師になりたいと思っていました。もともと子どもが好きだったので、高校時代には、助産師にあこがれるようになりました。
幅広い分野で仕事をすることを考えて、看護師と助産師の両方の資格を取得することが出来る福井大学に進学しました。
Nさんアイコン

Nさん

小さいころは介護や福祉の仕事に興味があったけれど、友人の母親から「看護師になった方がいい!」と言われ、その道へ進みました。実は、血を見ることも苦手だったのですが、看護師の職業に就くことができましたよ。
当時、男性の看護師はまだまだ少数で、患者さんから、注射でさえも、男性より女性の看護師を求められることが圧倒的に多かったので、ちょっと肩身が狭かったですね。

Q2

看護師になるまでに苦労したことはどのようなことでしたか?

対談風景
Nさんアイコン

Nさん

やっぱり学生時代の看護実習が一番つらかったですね。当時は、調べものやレポートを、自宅へ持ち帰って、徹夜でこなすという毎日でした。辛い実習を一緒にやった同期の仲間とは今でも連絡をとったりしていますね。
Uさんアイコン

Uさん

私の場合、助産師の実習をしながら、看護師と助産師の国家試験の勉強をしなければいけないことが、とてもつらかったです。
でも辛い実習も、同じグループの仲間たちと一緒に支えあって乗り越えられました。
Nさんアイコン

Nさん

看護実習がつらいとは言っても、看護師は患者さんの命と向う仕事で、ちょっとしたミスが命に関わることもあることから、現場での実習が厳しいのはわかっていました。
今は学生への指導もより丁寧になってきていると感じます。学校の先生や実習先の病院の看護師みんなで、学生を育ててという雰囲気があります。

Q3

看護師の仕事にやりがいを感じるのは、どのようなときですか?

Uさんアイコン

Uさん

妊婦さんが、様々な思いを抱えながら妊娠・出産を乗り越えて、退院する時には笑顔で赤ちゃんを抱っこする姿を見ると嬉しいです。
Nさんアイコン

Nさん

患者さんの退院調整をしていると、病気が治った患者さんが、これから地域(在宅)でどのような生活を送るのかを、施設やデイサービスといった関係機関と調整して、患者さんの家族から喜ばれると、とてもうれしいですね。 いろいろと苦労はありますが、一番やりがいを感じています。

Q4

何か感動したエピソードや失敗談があれば教えてください。

対談風景
Nさんアイコン

Nさん

点滴をして、ほとんど寝たきり状態の重症患者さんから、ある日の夕方「これが最後だから、病院周辺へ散歩に行って、外の空気を吸いたい。」と言われました。医師の許可をもらい、帰り支度をしていた日勤の看護師達も帰り支度を止めて総動員で、ストレッチャーに乗った患者さんと一緒に、病院の周り散歩しました。
患者さんはその翌日に他界されてしまい、この日の散歩は本当に最後の散歩となってしまったのですが、その患者さんの希望であった最後の散歩を病院の看護師のみんながお手伝い出来たことにとても感動しています。
Uさんアイコン

Uさん

妊婦さんが、その時に感じている事や痛みの強さを同じ程度感じることは難しいため、妊婦に寄り添った声かけやケアができているか不安を感じることもあります。

Q5

みなさんは休みのとき、どのようなことをされていますか?

Uさんアイコン

Uさん

休みの日は、友達と旅行に行ったり、食事や飲みに行ったりしています。
ひとりでヨガや岩盤浴へ行って、何も考えない時間を過ごすこともあります。
Nさんアイコン

Nさん

日曜日なら、もっぱら家族サービスですね。平日休みでひとりのときは、ジム通いや家庭菜園にいそしんでいます。

Q6

これからどのような看護師を目指したいですか?

Uさんアイコン

Uさん

常に広い視野で、どのような時でもどのような病状の患者さんであっても、前向きな声かけができる看護師になりたいです。
Nさんアイコン

Nさん

この仕事をしていると、患者さんや家族から苦情を受けることもあるのですが、そのときにすぐに前に出て、「これは私の仕事です」と言ってくださる看護師長さんがいました。
管理職として、とても辛い立場だったと思いますが、私もそのような看護師になりたいと思っています。
対談風景

一緒に福井県で
看護師として
働きましょう!!